七人の外科医の感想 [ちょっと、一息 11]


[電話]七人の外科医の感想



    長野市民新聞で連載中の『地域医療最前線~七人の外科医~シリーズ』への読者の方々からの感想を頂きました。

    本当にありがとうございます!

    読者の皆さまが楽しみにお読み下さっているとのメッセージを頂きまして感激しております。
 
    これからも、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。




    
    ところで、昨日の『秘密のケンミンSHOW』で、東京一郎夫妻が長野市へ転勤したという設定のミニドラマを放送していましたが、そこで、何故長野県民は議論好きなのか?という話題になり、タレントの峰竜太さんが面白い説を唱えていました。


    「長野県は寒いので議論をすることで熱くなり、暖房代わりにしているんだ」

  
    これは、実にユニークな発想だと思いました。

    確かに信州人は昔から読書人口が多く、学問や知識を蓄えることを一種のステータスとする気風があるようで、冬場の寒さも手伝って外での活動が制限されるためか、県民が二人以上寄り合うと必ず天下国家を論じあうという風潮があったようです。

    でも、番組内でもテロップされていたように、信州人の議論好きは議論だけにとどまり、ほとんど行動とは結びつきませんよね。

    つまり、行動する前にそれが如何に難しいことかを知ってしまうため、そこからの一歩が踏み出せないようです。

    知識が逆に足かせになっている----と、いうことなのかもしれません。

    それにしても、七味唐辛子をざる蕎麦の上へ直に振りかけたりする人がいるんですね。

    こたつ周りに欠かせない長座布団が他県にはないらしいことにも驚きました。あれって、便利なんですけれどね。

    それに、何処でも締めくくりには必ず行なう「バンザイ三唱」-----そういえば、結婚式では間違いなく皆さんやりますし、場所によっては運動会やお祭りなどでも付きものですね。

    野沢菜漬けを「おはづけ」と呼ぶのも信州独特なようですね。

    出来ればお茶は飲んでも飲んでも継ぎ足すという風習も取り上げて欲しかったなァ・・・。

    これって、案外他県の人はびっくりするようですよ。

    「わんこそば」ならぬ「わんこお茶」だ----なんてね。

    長野県民は当たり前だと思っていることも、他都府県の人たちには奇妙に思えることって、意外に多いものですね。

    鯉のはらわたまで食べるという風習は、長野市民オンリーなのかな?

    鯉って、「あらい」ぐらいしか食べたことがないので、良く判りません。

    



    それから、所ジョージさんが司会をやっている「笑ってコラえて」だったと思うんだけれど、日本人がイタリアで行なわれたジェラート世界一を決める大会へ初参戦した番組を放送していましたが、日本人若手シェフたちが悪戦苦闘しながら頑張る姿が印象的でした。

    ただ、やはり、他の国のチームに比べて独創性が乏しかったかなァ・・・と、思いましたね。

    もっと、「和」のテイストを強調しても良かったのでは?

    日本には抹茶アイスや小豆を使った小倉アイス、お餅でアイスクリームをくるんだ雪見などもあるんですから、奇をてらわずもう少し直球勝負した方が審査員の受けは良かったような気がしました。

    まあ二十代から三十代前半の若いジェラート職人たちのチームでしたから、そこまで気が付く余裕がなかったのかもしれませんね。

    二年後、また頑張って欲しいと思いました。

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<今日のおまけ>


    先日の新聞に県の岳南消防管轄範囲の救急車の出動回数が大幅に増えているという記事があった。

    救急車をタクシー代わりに利用する人が多いそうだ。

    本当に緊急性が高い症状かを出来るだけ自力で判断して欲しいということだが、病気になるとそんな悠長なことは言っていられないものだから、大変だ。

    でも、先日、ご近所の人がこんなことを言っていた。

    「救急車で運ばれた方が診察待ちなしで診てもらえるから・・・」

    これって、ありなの?----と、唖然としてしまった。



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