温かい人、冷たい人 [心理の不思議 7]


温かい人、冷たい人


    人は、初めて会う相手の印象を、たいてい二つの種類に分けて記憶にインプットするのだそうです。

    その二つの種類というのが、「温かい感じの人」と「冷たい感じの人」です。

    そして、「温かい」という言葉をプラスのイメージに、「冷たい」という言葉をマイナスのイメージに感じるのです。

    この言葉は、何も人の印象に限ったことではありません。

    何か商品を売ろうとする時も、その品物に対する説明の中に、一言、温かさを感じさせる単語が入るだけで、売れ行きも違うのだとか・・・。

    「一家団欒」「ほかほかとした・・・」「和やかな」「穏やかな」「ふんわり」「明るい」「日溜まりのような」

    こんな言葉を商品説明に加えるだけでも、客の購買意欲を盛りあげることができるのだそうです。

    しかし、反対に、「冷たい」を連想させるような言葉は、夏限定商品以外のPRにはマイナスだということで、たとえば、忘年会シーズンのビールや発泡酒のコマーシャルでも、ビール自体の冷たさは際立たせても、客たちがいる場所の設定は、温かな湯気の立ち上るような店内というパターンがほとんどです。

    ですから、もしも、あなたが友人を紹介するような時は、「温かで、思いやりのある、とても親切な人ですよ」と、いうような言葉を並べて下さい。

    「冷静で、勤勉で、とても真面目な人です」と、紹介するよりも相手の受け取る印象は、かなり高評価となるはずです。

    それも、「初頭効果」を狙って、「温かな」という一言は、必ず最初に持って来ましょう。

    これを聞いた人は、まず、この「温かな人」という枠の中へあなたの友人のイメージを固定しますから、その後も簡単には印象がブレないのです。

    「温かい人」「冷たい人」は、最初の言葉のイメージでほぼ決まるといってもいいのです。

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<今日のおまけ>


    検査の結果、飲まなくてはならない薬がまた増えました。

    わたしは、どうもホルモン関係に異常が出る体質のようです。

    まあ、考えようによっては、平成の時代だから生きていられるようなもので、これが江戸時代にでも生まれていたら、訳も判らない間に衰弱死----なんて塩梅だったのでしょうね。

 いつも、秋から暮れにかけては落ち込むことが多いです。(T_T)


    ところで、近頃、かのプロレス・アニメ「タイガー・マスク」を実写化したCMが流れていますよね。

    実は、わたし、何を隠そう、あのアニメの大ファンだったのです。

    きっと、子供の頃のわたしが今いたら、狂喜乱舞してCMを観ていたことでしょう。

    でも、今では、かなり冷静に観ています。年月とはそんなものなんですね。

    あ、それと、ロッテのコマーシャルで歌われている「かむんとニャンニャン・・・」の曲は、あれって、やはり往年のアニメ「狼少年ケン」の主題歌の替え歌ですよね。


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