お節介な人は子供っぽい人 [心理の不思議 14]
お節介な人は子供っぽい人
「あの人、あたしがいなけりゃ何も出来ないのよ」
「も~、何してんのよ。こうしなけりゃダメじゃない」
「いいから、わたしに貸してみなさいよ」
そんなことを頻繁に言う人が、あなたの身近にもいるのではないだろうか?
いわゆる、「お節介な人」である。
困っている人を見ると、どうしても手を貸さずにはいられないといった、世話役タイプといえばいいのだろうか・・・。
しかし、こういう人は、得てして疎んじられることがある。
「いつもいつも、手伝ってくれるのはありがたいんだけれど、たまにはこっちの意見も聞いて欲しいもんだ」
そんな相手の声が、そのお節介な人には必ずしも通じないのだ。
つまり、お節介な人は、自分の中のイライラをコントロール出来ずに、つい相手のやり方にケチを付けてしまうという癖があるわけで、根は子供っぽい人だということになるらしい。
同じ手を貸すにしても大人の対応はこれとは多少異なり、相手が何を欲しているのか、いつ欲しているのか等のデータを客観的に分析した上で、助け船を出すことが出来るのだという。
手当たり次第に手助けをしようとする人は、結果的に相手の気持ちを無視しているといっても過言ではない。
そして、自分には荷が重すぎる仕事が回ってきたり、相手がお礼を言い忘れたりすると、途端に不機嫌になるのである。
ボランティアを買って出る人たちの中にも、時々こうした自己満足的な目的のために活動するお節介な人がいるそうだ。
真に相手のことを思うのなら、時には何の手助けもしないという選択肢もあるということを忘れてはならないということである。
<今日のおまけ>
向こうのブログだけれど、時々訪問してくれる女性ブロガーさんがいたので、コメントを書き込んだところ、レスでこちらのハンドルネームを間違われてしまった。
こちらもそれに対する返事を書いて、「こちらの名前が間違ってますよ~」と、アピールしたのだが、それはしっかりスルーされた。
手紙でもコメントでも、相手の名前を間違えるということは、あまり頂けない。
人間、見間違いや勘違いということもあるのだから、気が付いたら即座に直すとか、指摘されたら謝るとか、何とか反応するのが大人の対応というものだと思うのだが・・・。
ブロガーの中には、「失敗した!でも、謝るのは恥ずかしい。どうせ、知らない相手だから黙っておこう」という神経質で内向性の強い人が多いことも事実だ。
でも、そのブロガーさん、ショップを経営しているらしくて、ブログに何処の何者か自分の住所も電話番号もしっかり書き込んでいるんだよね。
それで、そんな無責任反応って、ありなの?----って感じ。
彼女、毎度自分のブログ記事には、「皆さんに、幸せが訪れますように」なんて、決め台詞を書き込んでいるくせに、そんな思いやりは口先だけだということを露呈したってところかな?