ほのめかし男 [心理の不思議 7]


ほのめかし男


    会話をしていて、やたらに「ほのめかし」を言う男性っていませんか?

    「ぼくの友だちにすっごく可愛い女性がいてね。その子が時々電話をくれるんだよ」

    「へ~、そうなの。よかったじゃない」

    「今度また一緒にコーヒーでも飲みたいねって、話したんだ」

    「ふ~ん、飲めば・・・・」

    と、まあこんな感じで「だから何なの?」的な話し方ばかりする男性がいたら、それは、あなたに焼きもちを焼いて欲しいと思っている証拠だそうです。

    でも、ほとんどその男性に恋愛感情のない女性にしてみれば、こんな返事しか出来ませんよね。

    「ぼくは、まだ結婚する気はないんだけれど、きみはどう?」

    「そうね、そりゃ、いい人がいれば考えないこともないけれど、今はその気はないわ」

    これも、明らかに、「ぼくは、きみと結婚したいんだけれど、きみはどう?」と、訊いているのと同じことなのです。でも、女性にしてみれば、こう答えるしかないですよね。

    だって、そんな「ほのめかし」ばかり言う面倒な男性をまともに相手なんかするほど、女性は暇ではありませんから。

    そして、とうとう、「実は、ある女性と結婚することに決めたんだ」----男性は、これでもかのダメ押しに出ます。

    でも、正直、これを言ったら女性を振り向かせることは100パーセント出来なくなります。

    男性は、ここまで言えば、さすがの鉄の女も嫉妬心の片鱗ぐらい見せるだろうと計算するのでしょうが、実は、これが大誤算なのです。

    女性は、簡単に「結婚」を口にするような男性を信じません。むしろ、「結婚相手がいるのに、わたしを口説こうとしていたなんて、最低のバカ野郎!」と、幻滅してしまうことが落ちなのです。

    これが、恋愛ドラマなどでしたたら、「そんなこと言わないでよ。わたしの気持ち知っているくせに!」などという台詞を女優が吐いて、パッピーエンドになるのでしょうが、現実の恋愛はドラマのような訳にはいきません。

    少しは男性に傾き始めていた女性の気持ちも急降下。一気にマイナス100度にも冷めてしまいます。

    男性諸君、女性を口説く時はあまり回りくどい「ほのめかし」を多用することはやめましょう。

    自分に注目して欲しい単なるお軽いナルシストと、軽蔑されるのが関の山ですからね。

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<今日のおまけ>



    男性の口から出る恋愛がらみの言葉は、ほとんどが反対の意味を表わしていると言っても過言ではないそうだ。

    「結婚なんかしない」というのは「結婚したくてたまらない」の意味で、「きみって綺麗だね」は、「綺麗だけれど、それだけだよ」の意味。

    「おれって、全然モテなくてさ」は、「実は、もういるんだよね。彼女----」のことでもあるのだ。

    そんな男性の言葉をうのみにしたら、とんでもない恥をかくことにもなる訳で、女性たちよ、ご用心、ご用心。




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