「楽しむ」という意味 [ちょっと、一息 44]
「楽しむ」という意味
先日、あるテレビ番組に冬季五輪金メダリストの荒川静香さんと清水 宏保さんが出演していて、オリンピックの舞台に臨む選手たちの発言についてこんなことを語っていた。
「『オリンピックを楽しんで来ます』という選手の言葉を一般の人は誤解している場合がある。楽しむなんて不謹慎だ。もっと真剣になれ---と、いわれることがあるのだが、この『楽しむ』という言葉には、選手がこれまでに懸命に培って来た技術のすべてを出し切るという意味がある。そのすべてが出し切れた瞬間のハマった感覚が、『楽しむ』ということなのだ」
と、荒川さんが話すと、それに対して清水さんは、こう自論を展開した。
「荒川さんは、そう言うが、自分の場合は、『楽しみたいと思います』と、言った時は、実力が出せなかった。つまり、勝つ自信がなかったための予めの言い訳をしたに過ぎなかったのだ。『楽しむ』という言葉は、一種の逃げでもある」
おそらく、清水さんの言い分の中には、オリンピック選手は国民の税金を使わせてもらっていたり、日本という国を背負って競技に出場している以上、個人のパフォーマンスを追求するだけでは不十分だという意味が込められているのだろうと思う。
長野冬季オリンピックの際の日本人選手は、メダルラッシュとも称されるほどの目覚ましい活躍を見せた。
そこには、参加した日本選手全員にとって、日本で開催されているオリンピックだけに、日本国民注視の中での無様な戦いは見せられないという切羽詰まった状況が生まれていたように感じる。
特にオリンピック選手には、「日本を代表してオリンピックに出場させて頂いているのだ」という謙虚さと危機感が必要だと説く人もいる。
果たして、今回のソチ五輪に出場している選手たちの何人が、こうした思いを胸に懐きながら競技を行なっているだろうか。
清水さんの言葉の意味を考えれば、「選手たちには個人的に楽しむ余裕などあってもらっては困る」と、いうことになるのかもしれない。
付加価値を買っている [ちょっと、一息 44]
付加価値を買っている
過日、日本中を騒がせた高級ホテルやレストランの食材偽装問題について、ある放送業界関係者が、こんなことを書いていた。
「客は、単に料理を食べたくてそのホテルへ行くのではない。高級ホテルで高価な食材を食べたという能書き(付加価値)が欲しくて、味など二の次でも高いお金を支払うのだ。だからこそ、食材の偽装表示は許せない」
世間というものは、結局は本質でそのものを評価しているのではなく、どのような付加価値がそれを魅力的にしているのかだけで判断しているようなものなのである。
この偽装表示の件にしても、本当に食材そのものの味が判っている人ならば、内部告発など待たなくても一口食べただけで、偽物か本物かの区別ぐらいついたはずである。
要は、何かの作品にしても、それを作った人がどのような社会的地位や経歴を持っているかのみで評価が決まるといっても過言ではないのが、今日の社会なのだ。
たとえば、何のコネもないごく普通のサラリーマンが、どんなに素晴らしい作品を作ったとしても、おそらくはその作品は一生日の目を見ることなどないだろうが、作者が有名作家の子供とか、社会的地位の高い人物という付加価値があれば、それがどんなに凡作でも受賞に値するような評価を下してしまうのが世間なのである。
今回の偽作曲家の問題も、つまりはそういう本物を見抜く目がなかった世間が作り出してしまった幻影だったといえるのではないだろうか。
もしも、実際に作曲していた新垣氏の才能を、最初から世間がしっかりと認めていたならば、このような愚かなことは起きなかったはずなので、耳が不自由な作曲家の作品という付加価値があったればこその、陳腐な好奇心ゆえに人々は飛びついたのである。
ワイドショーでは、著名な作曲家がこんなことを言っていた。
「この『ヒロシマ』という曲には、そのテーマに則した壮大さがないと思っていた。ここからは四畳半で苦悶する個人の姿しか見えない」
果たして、そうだろうか?
その評価も、また、実は作曲者が健常者であったということが判ったための後付けでしかないのではないだろうか。
誰それの作だとかというような先入観などなく、真っさらな状態で曲を聴く分には、決してこの『ヒロシマ』が凡作だとは思えない。
(もちろん、これはクラシック音楽ど素人の素朴な感想であるが・・・)
これからは、作者の見かけや生い立ち、肩書、職業、地位といった付加価値に左右されることのない、たとえ誰が作っても、良いものは良いという正当かつ公平な作品評価が出来る人々が世の中に増えることを祈りたいものである。
今日は、二度も・・・。 [ちょっと、一息 44]
今日は、二度も・・・。
この間は、地球が変になったのかと思うくらいの暖かさ。
そして、今日は一転、今年一番の最低気温を更新。
朝の凍てつきは恐ろしいほどで、しかしながら、こんな日に限って、二度も病院へ行くことになってしまった。
(一回は通院する父親の迎えで、一回はわたし自身の都合)
こんな日は、さすがに車で外出するのを控える人が多いのか、交通量もいつもより少なめ。
走っている車は、皆、これでもかというくらいスピードを落としてノロノロと行く。
それでも、いきなり前を走る一台のバイクが、一瞬ハンドルを取られたようにスリップした時は、ドキッとした。
毎年、冬になると、つくづく思う。
とんでもない場所に住んでいるんだなァ・・・と。
ところで、皆さんは、突発性難聴という病気をご存知だろうか?
耳の中でセミが鳴いているようなジャージャーという音が絶え間なく聞こえていたかと思うと、ある日突然パタリと何も聴こえなくなる耳の病気だ。
両耳が一度に聴こえなくなるということは稀なのだろうが、過度なストレスや過労、糖尿病などが原因で起きる場合が少なくないそうだ。
どちらか片方の耳が聴こえにくくなっている場合、もう片方の耳が音の聴き取りをフォローしているため、本人が気付かないこともあるらしい。
最近、やけにテレビの音が小さく聞こえるとか、人から声をかけられていることが判らないなど病気の前兆はさまざまだが、たいていがテレビの故障だろうとか、相手の声が小さかったからだなど、人間はとかく自分に都合の良いように解釈してしまうので、早期の発見を難しくしている面もあるという、
そんな中でも、一番判りやすいのが電話。
電話をかけたのに、相手の声が聴こえないとか、呼び出し音が聴こえず、故障しているのかと思った時は、もう片方の耳に受話器を当ててみると良いだろう。
それで相手の声や呼び出し音が聴こえたならば、突発性難聴になっている可能性が大きい。
飲み薬で改善できる症状もあるそうなので、早めの耳鼻咽喉科への受診が大事だそうである。
ヘルシー酢豚 [ちょっと、一息 44]
ヘルシー酢豚
酢豚----といえば、油をたくさん使ったり、風味を引き立てるごま油や角豚肉やパプリカ、パイナップルを入れるなど、食材にもこだわらなくてはいけないので、何となく作るのも億劫になりがちだが、とにかく手軽に作れる酢豚を考えた。
まず、何処にでも売っている安い豚肉を一枚ずつに分け、小麦粉をまぶしてから沸騰したお湯でゆでる。
その間に、野菜----玉ねぎでも、長ネギでも、何でもいいからネギ類と薄切りニンジン、キャベツ、もやし、ピーマンなどを食べやすい大きさにカットしておく。
次にタレ作り。
器に酢(お好みの分量)、トマトケチャップ、酒、砂糖(代わりにイチゴジャムを入れるという人もいるらしい)、醤油(少々)を入れて混ぜ合わせておく。
フライパンに少量のサラダ油をひいてから、カットしておいた野菜を入れ、ニンジンに火が通る程度まで炒める。
そこへ、ゆでた小麦粉まぶしの豚肉を投入したら、予め作っておいたタレを一気に加えて手早く野菜と混ぜ合わせる。
タレが絡んだところへ、今度は水溶き片栗粉を適宜入れて更に混ぜれば完成。
料理が熱いうちなら、あとから味の微調整も可能なので、最初は薄味にしておいた方がいいかもしれない。
豚肉を炒めないので、その分油を減らすことが出来る。
天気はいいが、やたらに寒い。
道路の凍結もすさまじく、散歩途中には危うく転びそうになった。
路面が濡れびかりしている部分は、要注意だ。
で、年が替わり、テレビには新ドラマが目白押しだが、昨日初めて観て意外に面白かったのが『隠蔽捜査』。
いつもは脇を固める俳優たちが主役となり、各々腹に一物の捜査官を演じるのが新鮮でもある。
久しぶりに骨太な警察ドラマを観た感があった。
が、それに比べて何とも肩すかしだったのが、『S -最後の警官-』。
海保を舞台にした『海猿』よろしく警察の特殊班(おそらく架空)を描いてはいるものの、内容の軽さはまるで学園ドラマかと錯覚させる。
まだ、一回しか観てはいないが、同じ警察物でも、質的には『隠蔽捜査』に軍配が上がった格好のようだ。
温泉の禁忌変更 [ちょっと、一息 44]
温泉の禁忌変更
温泉入浴に関する禁忌が一部変更されるという。
これまでの利用法では、妊娠初期と後期の女性は、温泉への入浴がタブーとされて来たそうなのだが、感染症予防やのぼせなど、その理由が単なる憶測に基づくあいまいな点があるということで、禁忌から外される運びとなったそうだ。
これまでも、温泉を利用した妊婦さんは大勢いるが、健康状態に何の支障もないことは判っているにもかかわらず、何故、このような禁忌が長年信じ続けられてきたのか・・・。
どうやら、それは健康上の問題ではなく、温泉施設はお湯の成分で足場がヌルついているため転ぶと危険とか、妊婦さんはお腹が大きいので足元が見えにくいというような理由から、いつしか妊婦は温泉入浴しない方がいいということになってしまっていたようである。
それよりも、むしろ、温泉にはリラックス効果もあるので、妊婦さんにとってメリットの方が多いという。
その反対に、今回、温泉の効能から外されたものもある。
火傷や婦人病は、これまで温泉に入ると治療効果が期待できるということだったそうだが、こちらは逆に根拠がはっきりしないということで、除外対象となったようだ。
おそらく、火傷を悪化させたり、感染を誘発するなどのデメリットの方が大きいと判断されたのだろう。
とはいえ、温泉にリラックス効果があるのは事実だろうが、もしも妊婦さんがそうした効果を得たいのならば、一人とか家族だけでのんびり出来るような入浴施設をお勧めしたい。
何故なら、他人と一緒に入浴する共同浴場で、本当のリラックスを得ることほど難しいものはないからである。
わたしは、毎日のようにかけ流しの天然温泉に入っているが、他人に気兼ねなくゆっくりと入ったことなど一度もない。
入浴タイムはいつも臨戦体勢である。
不快な思いをせずに入浴出来る日の方が珍しいくらいだ。
もしも、温泉に入ってリラックスしたいのなら、他人の迷惑など一切気にすることのない図太さを身につけてからにした方がいい。
そうでなければ、精神衛生上、正に逆効果となり兼ねない。
吹雪になって来た。 [ちょっと、一息 44]
吹雪になって来た。
昨日までの穏やかな天気からは一変。
こちらは吹雪になって来た。
外の気温が一気に下がり始めたので、室内のガラス窓が白く曇る。
明日は、また真冬日に逆戻りなのだろうか・・・?
もう、寒さはうんざりだ。
で、深夜放送していたフィギュアスケートの四大陸選手権----男子・女子共に日本は金、銀を獲得。
次世代を担う若手の成長が見て取れた。
本当に、日本は選手層が厚い。
しかし、それ以上に注目に値するのが中国選手たち。
あのしなやかさや優雅さは、力強さが得意の日本勢には、ちょっと驚異かもしれない。
近頃、面白いと思って観ているドラマが、『私のきらいな探偵』。
大学生のヒロインが、店子のイケメン探偵と共に奇想天外な推理を繰り出しながら殺人事件を解決するというサスペンス・コメディなのだが、台詞にさまざまなパロディがちりばめられていて、つい苦笑してしまう。
それと、『ロスト・デイズ』----こちらは、いわゆる『13日の金曜日』的サスペンス。
でも、今のところ殺人事件は起きていない。
卒業旅行に出かけた友人同士の大学生(男子2人、女子4人)たちが、山奥の別荘で寝食を共にするうちに、互いの秘密に疑惑を募らせ友情に亀裂を生じさせて行くという、人間心理の危うさが描かれている。
しかも、この別荘がある辺りに、殺人犯が逃げ込んでいるという伏線がのちにどう生かされるのか・・・。
ただ、舞台設定は雪山の別荘ということだが、撮影が秋ごろだったらしく、まだ夏草が繁茂していて冬枯れの風情が感じられないのが残念。
本当に三月中旬の気温? [ちょっと、一息 44]
本当に三月中旬の気温?
今日の日中は、三月中旬ぐらいの暖かさになるでしょう----って、本当なのか?
全然、そんな風に感じなかった。
寒さは、昨日とさほど変わらない。
確かに、日向はそれなりに気温も上がっているようだが、家の中にいる分には、まったく変化なしだ。
昨夜放送された番組で、長野冬季オリンピックのジャンプ競技で、日本がラージヒル団体金メダルを取った裏には、25人のテストジャンパーたちの命懸けの決断があった----とのエピソードを取り上げていた。
そういえば、白馬のジャンプ会場は、大会当日かなりの悪天候だったことを思い出した。
そんな中、女子のテストジャンパーが飛躍したことをアナウンサーが伝えていた。
それにしても、あのテストジャンプに、あのような深い事情があったとは・・・。
正に、ドラマである。
最近のマスコミは、選手が大活躍すると、その家族の話題などをやたらに取り上げて感動を押し売りし、メダルなどに付加価値を付けようとする傾向があるが、視聴者が本当に知りたいのは、そんな家族の内助の功などではない。
それよりも、そうした大活躍をした選手たちの陰で、大会関係者や監督、コーチ、仲間の選手たちがどのような努力をし、アクシデントを乗り越えたかという人間ドラマである。
選手に関する家族の話題を取材するのは、仕事としては楽である。
しかし、スポーツの真の感動は、本来そんなところにあるものではないことを、マスコミ関係者は早く気付くべきではないだろうか。
電子レンジで餅を温めると・・・ [ちょっと、一息 44]
電子レンジで餅を温めると・・・
お正月気分が未だに食卓から抜け切れない我が家では、お餅を食べるのが普通になってしまっているのだが、いちいちストーブやオーブンを利用して焼くのでは時間がかかるということで、最近発見したのが電子レンジで温めるという方法。
市販の切り餅を袋から出して、皿に載せ、電子レンジへ入れるのだが、それこそあっという間に膨れ上がるので、絶対に餅から目を離してはいけない。
そして、少し膨れたところで、いったん餅を電子レンジから出して裏表を逆にしてからもう一度温めるのがミソだ。
それも、ごく短時間。
温めすぎると餅がオバケのように膨れ上がり、皿のあちこちにへばりついて、とても食べるどころではなくなるからである。
ちょうど良い頃合いに軟らかくなった餅に、砂糖醤油をからめて食べれば、最高においしい。
もちろん、時間をかけてストーブなどの上で焼いた餅は、焦げ目もついて香ばしく、これはこれでおいしいが、突きたて餅の風情を味わいたかったら、電子レンジを活用するのもアリなのではないかと思う。
それにしても、いつまでも寒い。
昨日、あるニュース番組で、新潟県津南町から長野県栄村にかけての豪雪地域に暮らすお年寄りたちの様子を特集していたが、今年の寒さは格別で、一月にかかる灯油代だけでも7万円は下らないという。
しかも、その灯油も豪雪に阻まれて簡単には買いに行けない。
業者が配達してくれるのを待つことになるのだが、何かの都合で配達が遅れ、灯油が切れたら凍死するしかないと語る地元の人の不安は切実だ。
そして、そんな人々の家まで、積雪で細くなった凍結路にタンクローリーを走らせ、一軒一軒に灯油を配達する業者もまた命懸けである。
こんな過酷な地域に暮らす人たちにも、国は一律に消費増税を行なおうとしているわけで・・・。
何処か間違っているように感じるのは、わたしだけであろうか。
他人頼みの心理 [ちょっと、一息 44]
他人頼みの心理
嫌なことがあると、自分で直接解決せずに、他人を動かしてうまくやってもらおうと考える人がいる。
わたしの周りにも、何かと苦情を訴えて来る人がいるのだが、おそらくは、自分の口から苦情相手に物申すのがはばかられるので、あわよくばこちらを動かして言わせようと目論んでいるのだと想像する。
〇〇さんのこれは困るとか、△△さんには迷惑しているとか・・・。
そういう時は、それは困りましたねェ・・・と、相づちを打ちながらも、
「それなら、その場で注意したらいいんじゃないですか?あとから、誰かに注意してもらっても、相手はピンとこないでしょうし・・・」
と、答えることにしている。
どんなに大変な問題でも、やはり当事者でないと正確なニュアンスは伝わらないものだからだ。
「わたしなら、その場で直に言いますけれどね」
と、言うと、その人は、
「そんなの怖いじゃない」
と、取り合わない。
それじゃァ、あなたの代わりに相手に苦情を訴える人は、怖くないのか?----と、言いたい。
まあ、もしも代わりに注意するのだとしたら、ダレダレさんが迷惑しているので----と、ちゃんと名前を言わせてもらうだけのことだが・・・。
責任者や管理者が絡む話ではない限り、自分が迷惑しているのなら、まずは、当事者である本人の口から相手に伝えるのが筋だと思う。
少なくとも、赤の他人の第三者を誘導して物言わせようとするのは、ちょっと違うのではないだろうか。
長野県、頑張った! [ちょっと、一息 44]
長野県、頑張った!
第19回全国都道府県対抗男子駅伝は19日、広島市の平和記念公園前を発着点とする7区間48キロのコースで行われ、長野が5年ぶり6度目の優勝を果たした。(YAHOO!ニュース)
何気なく観ていた駅伝だったが、長野、案外頑張っているんじゃないの?----と、思っているうちに、つい最後まで応援してしまった。
大学生アンカー矢野選手の走りは圧巻の一言。
余裕しゃくしゃくの大きなストライドで、後続の選手を引き離す、引き離す。
最後は2位グループに35秒もの差をつけて、ゴールテープに飛び込んだ。
長野県チームは、ほとんどの選手が佐久長聖高校在学及び出身(中学生選手は、信州大学教育学部附属松本中学校だったと思う)とか・・・。
これで、史上最多の6度めの優勝。
すごいぞ、長野!
で、駅伝が終わったので、重い腰を上げて、またまたベランダの雪かき。
とにかく、雪がまだ軟らかいうちに降ろしてしまわないと大変なことになる。
しかし、雪が降るというのは気温がそれほど低くないという証拠。
今日は、使い捨てカイロを利用しないで済んだ。
ところで、昨今の夏の猛暑に冬の極寒は、やはり太陽の力が落ちているせいなのだと、ある番組で語っていた。
つまり、一年を通してみると、地球は温暖化ではなく緩やかな寒冷化に進みつつあるのだとか・・・。
そして、学者たちが最も警戒していることが、いつ起きるか判らない太陽のスーパーフレア現象なのだそうだ。
明治維新の十年ほど前にも起きていたのだそうだが、その時の日本にはまだ電気がなかったので、生活にもそれほどの不都合は生じなかったのだそうだが、これが現代日本で起きると、すべての電気系統が破壊され、国内は大パニックに陥るらしい。
まるで、SF映画のような話だ。