きみの好きなようにしていいよ [心理の不思議 10]


[黒ハート]きみの好きなようにしていいよ



    「きみの好きなようにしていいよ」

    彼にそう言われると、大半の女性はこう思ってしまうらしい。

    「この人、わたしとのデートなんて、さほど重要だと思っていないんじゃないかしら?」

    つまり、女性は、男性にしっかりと行き先を決めたり、食べたい物を選択しておいて欲しいものらしいのだ。

    その方が、自分をリードしてくれる親切な男性だという先入観があるのだろう。

    「彼女を楽しませるにはどうしたらいいのか?」

    彼はきっと、わたしのために色々考えてくれているはずよ----と、想像するのが女性には楽しいらしいから・・・。

    でも、多くの男性は、まったく逆のことを考える。

    「もしも、おれが決めたデートコースが、彼女には気に入らないなんてことになったら大変だ。だったら、彼女の行きたいところへ行き、食べたい物を食べた方が良いに決まっている」

    男性と女性の気持ちのすれ違いは、こんな些細なことからも起きるんだよね。

    だから、男性諸君、彼女とのデートの際は、最初から「きみの好きにしていいよ」は、禁句だ。

    せめて、「ぼくは、映画を観たいんだけれど、きみも付き合ってくれるかな?」ぐらいの台詞は用意しておいた方がいいかもね。

    でも、もしも、わたしなら、「きみの好きにしていいよ」などと言われたら、たぶん大歓迎だ。

    何せ、「好きな物を頼んでいいよ」と、言われて、相手の懐も構わずにサーロインステーキのコース料理をがっついたこともある。(その時レストランへ誘ってくれた人は、紅茶一杯をオーダーしただけで、わたしの食べっぷりを唖然と見ていた・・・)

    つまり、そういうKY(もはや古語?)だから、未だに浮いた噂の一つもないんだろうね。(爆)

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<今日のおまけ>


    福島県内のホテルへ町ごと避難している人たちが、もうすぐそのホテルから退去しなければならないという。

    夏場の観光シーズンに入るために、部屋を空けて欲しいと言われているそうだ。

    ホテル側としても、これまで赤字覚悟で避難住民を受け入れて来たのだから、当然といえば当然の対応だろう。

    ところが、ホテルを出なければならない人たちが入居を予定していた仮設住宅の用地買収が未だに不透明だ。

    政府は、八月には入居可能と言い続けて来たのだが、どうやらそれも難しくなって来たらしい。

    仮設住宅と一口に言っても、水道や下水道、電気などのライフラインが整備されていて、なおかつ平たん地でなければ建設することが出来ないため、そう単純な作業ではないらしい。

    また、その仮設への入居も、勤め先の会社が何処へ移転するか判らないうちは、簡単に申し込めないという。通勤距離が長すぎると、やはり仮設を出なければならなくなるからだ。

    身動きが取れない現状にもかかわらず、ホテルを出なければならない避難住民の方たちは、今やジレンマの真っただ中にいると言っても過言ではない。


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