ブレーンストーミング [心理の不思議 9]
ブレーンストーミング
日本は会議が長いと言われるようだが、「ブレーンストーミング」という方法で、これを短くし結論を出しやすく出来るのだという。
「ブレーンストーミング」は、奇抜であり得ないと思うアイデアでも、どんどん出し、絶対にそのアイデアを批判しないことが条件の会議方法である。
たとえば、そうやって出されたアイデアを幾通りにも組み合わせ、新商品開発などへと発展させるのだという。
その際に、どうしてもこれは商品化は無理だと思われるものを振るいにかけ、最後に最も適した結論を導き出すのだそうだ。
しかし、とかくアイデアが出しつくされてしまうと、話題が個人攻撃などへと移行し、会議の意味を逸脱しがちになる。
この「ブレーンストーミング」の方法をとる場合は、会議の出席者全員がはじめの目的をしっかりと自覚した上で、行なうことが大切なのである。
<今日のおまけ>
みんなのアンテナという相談コーナーを読んでいて、思った。
スーパーではしゃぎまわる子供を注意した20代の若者に、その子の母親がキレたという話だ。
周りの年配の女性は、若者を批判したようだが、その年配女性もどうせ自分の子供を過保護に育てたクチなんだろうな。
子供がはしゃぐのは当然という常識知らずの母親だもの、若者にキレるのも当然なんだろうね。
20代の若者が暴言を吐く前に、母親が大人の対応を見せるべきなんだろうけれど、その母親も大人の顔した子供なんだから仕方がないんだよね。
まあ、良い勝負なんだろうけれど、わたしなら若者に賛同するな。
いや、その場に、もしもわたし自身がいたら、子供を叱る前に母親を捕まえて怒鳴りつけるだろうね。
「わたしは、どちらの味方もしない」と、質問者は書いているが、これもまた子供の大人ぶった対応の仕方だ。
本当の大人は、時には自分も低レベルまで目線を下げて叱れる人間。
そして、最後まで決して退かずに、相手を黙らせることが出来るだけの論理を組み立てられる人間なのだ。
まあ、その母親、若者に殴り倒されなかっただけめっけモンだったと思うことだね。