言葉は人を変える [日々の雑感 5]


★ 言葉は人を変える ★


    よく『言霊(ことだま)』などという言い方をしますが、言葉には、人の心を動かす力があると言われていますよね。

    わたしは、あまり、この『言霊』という言葉が好きではありませんが、どうやら、そういうことは事実あるようです。

    「もう、嫌だ」「あ~~、面倒」「かったるい」「うんざりする」「凹むわ」「絶対、無理」「疲れる」

    いつも、こんな言葉ばかり話している人、よくいますよね。

    こういう人は、自分の気持ちを暗くするばかりでなく、周囲の人の気持ちにも悪い影響を及ぼすのだそうです。

    人の中には、必ず相手の言葉に皮肉で応酬しなければ気が済まないという人もいます。

    こんなエピソードがあります。

    小学生の男の子が、大好きな野球選手の使ったグローブをプレゼントされました。男の子は大喜びでグローブを手にはめてみたのですが、その子の祖父が、これを見て、「おい、その選手、病気持ちじゃないだろうな?あとで手を洗っておけよ」と、いきなり、その喜びに水を差すようなことを言ったのです。

    祖父にしてみれば、自分はいつも家の中で面白くない思いをしているのに、有頂天になっている孫が癪にさわって仕方がなかったようで、この一言で、一瞬にして、家庭の空気は白けたものになってしまったそうです。

    こういう祖父のような人のいる家庭は、いつも暗くどんよりとした陰湿なイメージが満ちていて、家族の気持もささくれ立ったものになってしまうのだそうです。

    ですから、こうした『負』の言葉を口に出すことが多い人の周りには、トラブルが絶えないのだといいます。

    しかし、「やれば出来るよ」「きっと大丈夫」「自分にだって才能はある」「やらずに後悔するよりも、やって後悔する方がいい」と、こんな風に前向きな言葉を話す人の周りは、その人同様に、積極的で明るい雰囲気になるのだといいます。

    また、これまではマイナスのイメージの言葉ばかりを話していた人が、プラスのイメージの言葉を積極的に使うことにより、実際に性格までもが活発になったという話もあるほどです。

    言葉には、人の性格を変える力があるようです。

    気持ちが落ち込んだ時は、あえて、自分を肯定するような言葉を口に出してみるのも手なのかもしれませんね。

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<今日のおまけ>


    認知症を発見するテストに、「100から7を引いて下さい。93ですね。では、そこからまた7を引いて行って下さい」と、いうような物があるらしい。

    しかし、これを言われたら、わたしは、かなりアウトだ。

    とにかく、計算というものが大の苦手で、数字を持ち出された時点で、思考停止が起きる。

    しかしながら、何故か数学の成績はさほど悪くはなかったのだ。が、今は、数式など思い出すことすら出来ない。記憶喪失状態と言っても過言ではない。

    夢の中でも、履修したこともないはずの数学の単位が取れないと、悩むことがしょっちゅうだ。

    はっきり言って、かなり、どんぶり勘定の人間である。

    だから、理数系に強い人には、無条件で尊敬の念を抱いてしまう、単純な人間なのです。[晴れ]




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