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五月は忙しい [ちょっと、一息 46]
五月は忙しい
今年の五月は、多忙だ。
で、ブログの更新もままならない。
先日、中学時代のクラスメートから、「今月の同級女子会に参加しませんか?」との誘いがあったが、残念ながら欠席を伝えた。
忙しいといっても、大した仕事があるわけでもなく、要は病院通いが多いということ。
病院という場所は、広さのせいもあってか、とにかく疲れる。
ただでさえ、背中がいつもバキバキなのだから、帰宅後はグッタリしてしまう。
常に精力的に動き回れる人たちが羨ましい。
そんな中、最近の楽しみといえば、手作りのアイスコーヒーを飲みホッと一息つきながら、録画しておいた韓国時代劇を観ること。
深夜ドラマも面白いものが多い。
『怪奇恋愛作戦』などは、欠かさず観ていた。
が、先日終わってしまって、こちらも残念。
駆除するなら・・・今でしょ! [ちょっと、一息 46]
駆除するなら・・・今でしょ!
ついに、冬越ししてしまったマイマイガの幼虫が、あちらこちらで孵化。
小さな黒い毛虫が、ワタワタの卵の周りにびっしりとうごめいている。
しかも、この毛虫たち、何と一匹一匹が体から細い糸を出して、風に乗って飛ぶのだ。
外干しした洗濯物などは、気を付けないと毛虫が付きっ放しのまま、たたまれてしまう。
特に、白系統の色の洗濯物には注意が必要だ。
今日は、去年、外湯の周りに産みつけられたマイマイガの卵を、地区の役員さんたちが総出で駆除していた。
我が家でも、さっそく殺虫剤を買って来て、(近所の方のアドバイスにより)家の周りの壁にへばりついているワタワタに直に吹きかけた。
と、これが案外効果があり、幼虫はワタワタの中でほぼ死滅する。
もちろん、孵化してしまった幼虫にも効果がある。
しかし、ほとんどの卵はかなり上の方に産みつけられているので、どうしても手が届かない場所も多い。
あの卵がかえり、幼虫が蛾になってしまうとしたら、今年もまた、蛾との戦いが待っているのか・・・と、思うと今から気が重い。
近年は、幼虫を食べてくれるはずのスズメの数も激減していると聞く。
暖かくなったのは嬉しいが、早くもマイマイガ騒動の再勃発である。
渋・安代方面まで散歩 [ちょっと、一息 46]
渋・安代方面まで散歩
雨降りだろうが何だろうが、散歩は欠かせない。
近頃は頑張って、渋・安代方面まで散歩の距離を延ばすようにしている。
すると、時々、タレントやお笑い芸人たちが街案内の番組を収録している現場にも遭遇する。
しかし、住民の姿はほとんど見えない。
一昨日の選挙報道でも伝えていたが、全国的に見ても地方の投票率は過去最低を記録したとか・・・。
政治に関心がないとか、期待していないということよりも、アベノミクスの恩恵にもあずかれない地方の人々にとっては、明日の生活自体が大変で、選挙どころではないというのが本音なのだろうと思う。
選挙や政治に世間の関心が向く時とは、ある程度生活にゆとりが持てて、他者を批判する知識を蓄えるだけの時間的余裕がある場合に限るのである。
街に住民の姿が見えないということは、(もちろん、天候にも左右されるのだろうが・・・)動きたくても先立つものがないため、容易に身動きがとれないということなのだ。
当然、気持ちも滅入るし、外へ出て人と会話をしたいなどとも思わなくなる。
加えて、選挙期間中は、必ず景気が悪くなるというおまけ付きだ。
観光客から聞いた話によれば、雨続きのせいもあってか、善光寺の御開帳の人出も、さほど多くはないとか・・・。
北陸新幹線開業で、日帰り客が増え、長野市内のホテルや旅館も宿泊客獲得に四苦八苦だそうである。
昔の人は言ったものだ。
交通が便利になって、観光地が栄えた試しはないと----。
さて、このたびの北陸新幹線開業----果たして、吉と出るか凶と出るか?
湯田中駅周辺のおいしいお店 [山ノ内町の風景 3]
湯田中駅周辺のおいしいお店
近頃、観光客から
「長野電鉄湯田中駅周辺に、おいしいものを食べながら、ちょっとくつろげるお店はないか」
との質問を、たびたび受ける。
で、ここ十数年、ほとんど外食らしい外食を経験したことがないわたしも、少しは近隣飲食店に関する知識を得ようと思い、先日、あるカフェ・レストランへお邪魔させて頂いた。
小鳥のさえずりが心地よい閑静な林の中に立つ、素敵な隠れ家的カフェだ。
春になると、周囲には見事な山桜が咲き競い、北欧風建物の洗練されたたたずまいはさらに趣きを増す。
頂いた一杯のカプチーノも、ほっとするように温かで香り豊かなおいしさだった。
そうなのだ。
毎日の風景の中にとけ込み、普段はさして気にも留めないことなのだが、気付けば湯田中駅周辺にはおいしい飲食店がたくさんある。
緑の幌型テントが目印のおしゃれな喫茶店や、アットホームな雰囲気が地域住民にも人気のカフェ、営業は夕方からというピザ店に、ラーメン、カツ丼などがうまい庶民派老舗食堂、町長さんも行きつけという知る人ぞ知る日本そばの名店、有名プロ野球選手も訪れた寿司店などなど・・・。
ようやく長い冬も終わり、水ぬるみ暖かな日差しがふり注ぐ山笑う季節の到来。
観光客の方たちには、温泉だけでなく、そんな湯田中駅周辺の味めぐりも楽しんでもらいたい。
外国人客が買い物をしないわけ [ちょっと、一息 46]
外国人客が買い物をしないわけ
近頃は、とんと御無沙汰ブログになっている。
たまには書かないと、ブログの書き方を忘れてしまいそうなので、ちょっと書いておこう。
先日のテレビ番組で、長野市と野沢温泉で、外国人観光客に土産品購入についての調査をしていた。
それによると、ほとんどの外国人観光客が長野県内では土産品を買わないと答え、
「長野にはスキーをしたり景色を見るために訪れるのであって、物を買うためではない」
と、明言。
善光寺近くの土産品店などは、外国人客のために英語や中国語で商品説明を表示するなどの努力を惜しまないものの、外国人観光客自身に購買意欲がないのだから、どうしようもないと、困惑顔だった。
外国人観光客がものを買わないという傾向は、何も長野市や野沢温泉に限ったものではない。
おそらく、全国的な現象なのだと思う。(中国人観光客は日用品を買い込むのであって、土産品をを買うわけではない)
そもそも、彼らの国には旅先では土産品を買い、ご近所や知り合い、会社の同僚などに配るという文化自体が乏しいのだろう。
旅は、自分だけの思い出作りが優先で、旅も他人のため----意識が強い日本人のおすそわけ感性とはかけ離れているように思われる。
日本人にとっては、同じ県内でも地域地域でご当地名産などはまったく異なるという感覚があるのだが、外国人観光客の考え方は、日本は何処へ行っても日本でしょ----という思い込みしかないのではないだろうか。
それが証拠に、この間、女性外国人客にこんなことを訊かれた。
「別に、長野で買わなくても、どうせ京都へ行けば同じものがあるんでしょ?」
あるわけがない。
信州で買わなければ、何処で買うというのだ。
このあまりにザックリとしたドンブリ勘定意識を変えて行かねば、外国人客たちの土産品購買意欲を高めることなど出来ないだろう。
日本は、県が違えば文化も違う----もちろん、土産品だって全然違うという常識を、外国人観光客たちが心底勉強するのは、果たしていつになるのであろうか。
またまた大雪 [ちょっと、一息 46]
またまた大雪
よく飽きもせずに降るものだ。
しかも水分をたっぷり含んだ重いべた雪。
そのせいもあってなのか、照明の点き方が何処となく弱々しい。
大雪で、電気の流れまで悪くなるのだろうか?
屋根が雪の重みで押されるために、戸の開き具合の渋いこと・・・。
特に雪の量が多いところでは、家屋の倒壊も多数起きているそうだ。
こんな年は珍しい。
借りている駐車場の雪片付けが大変で、ついに返してしまったという人も・・・。
高齢になればなるほど、車は必要になるものだが、雪かきが出来ないために、露天の駐車場で雪に埋もれた車体を掘り出すことがままならず、冬の間は使えないという人も多い。
そういえば、先日、東京都知事がこんなことを言っていた。
「アベノミクスは東京の独り勝ち----という声があるが、地方の努力が足りないのでは・・・?」
努力・・・?
いったい、東京都民が地方の人々に比べて、どれほどたいそうな努力をしているというのだろうか?
毎日毎日、大雪にさいなまれ、常に命の危険と隣り合わせの雪かきや雪下ろしをし、灯油代や電気代を節約しながらマイナス10度以下の極寒を耐え抜いている雪国の人々の過酷な生活を目の当たりにしても、果たして同じことが言えるのだろうか?
つい最近も、近くの男性が雪下ろしの際に屋根から転落して、命を落とした。
世の中の上辺だけを見て知ったつもりになり、深く物事の本質を見極められない人に、軽々に「努力不足」などという言葉を使って欲しくはない。
サルの群れ [ちょっと、一息 45]
サルの群れ
今日、日課の散歩の最中、ある坂道でサルの群れと遭遇した。
子ザルを連れたメスなど、総勢五匹。
堂々と道を横断するなど、まったく怖いもの知らずだ。
サルと遭ったら、決してサルの目を見てはならない----と、いうのは常識。
さらに、無暗に怖がった素振りをしないことも大切だ。
歩き方は、腕は大振りせず、まっすぐ前を見ながら素早く大股で、力強く歩く。
歩調を変えて、突然走りだしたりするなど、サルを無駄に興奮させないこと。
中身が見えるような透明な袋などは、持たない。
袋やカバンなどを持つ場合は、中身の見えない物を、サルの目線のある方にぶら下げず、出来れば胸に抱えるようにする。
----だそうである。
サルも、自分より強そうな人間を、あえて攻撃するようなことはしない。
とにかく、サルに対して無関心を装うことが一番の防御策のようだ。
ところで、数日前、いつもの共同浴場で大きなガラスが割れるという事故が起きた。
そのため、浴室と脱衣所を仕切るガラスを、安全なアクリル板に替えるという。
もしも、何かの拍子で大ガラス戸が倒れたら・・・と、長年にわたり不安だったが、これで安心して入浴出来るようになるだろう。
地域の交通事情 [ちょっと、一息 45]
地域の交通事情
今日、家の近くで交通事故(人身事故)があった。
高齢女性が車と接触したそうなのだが、その場所では、以前にも男性が交通事故に遭っている。
ただでさえ自動車の行き来が激しい十字路(信号機なし)なのだが、最近になって優先道路が変わってしまったのだ。
今までは、直進する道路(町道)の方が優先道路だったのだが、変更後は曲進する県道の方が優先道路となってしまった。
そのため、まっすぐに進む直進車の方がウインカーを出し、曲進する車の方がウインカーを出さないという妙な具合に・・・。
地元に住んでいる歩行者には、昔ながらの習慣が身についているために、まさか直進する車がウインカーを出して来るとは夢にも思わない。
ウインカーを出す以上、どちらかに曲がるものだと信じているので、直進車が走って来る道路を横断することになる。
同じように、今度は県道をウインカーなしで曲進して来る車のことを、直進するものだとばかり思い込んでいるので、その曲進車の前を堂々と横断することになるわけだ。
今回の事故も、おそらくそういう事情から起きたものではないかと推測する。
地域には、長年にわたり地域住民が暗黙のうちに培ってきた、地域独自の交通ルールというものが厳然として存在する。
そういう地域独自の交通ルールは、住民たちの身体に染みついているものなので、一朝一夕には簡単に直せるものではない。
県道よりも町道の方が優先順位が低い-----確かに、一般的解釈としてはそうかもしれないが、地域住民たちの常識としては、国道や県道よりも優先順位の高い町道や村道もあるのだ。
警察や自治体は、そういう地域住民たちの意見も踏まえて、交通規則を検討してもらいたいと思う昨今である。
地 震 [ちょっと、一息 45]
地 震
昨夜の地震には驚いた。
石油ストーブに火を付けた直後の揺れだったので、これはまずいと思い、即消した。
10秒ほど大きな横揺れが続いたが、その後は今のところ身体に感じるほどの余震はない。
今年は、長野県内----何故か災難続きだ。
地震の予兆はあったのか?
少し前から、テレビの音量が普段より小さく聴こえていたのは、何か関係あるのだろうか?
そういえば、かつての新潟地震の折には、少し前からテレビ画面の色がわずかに変化していたように記憶している。
で、今年もまた、楓の湯広場にイルミネーションがともった。
あまりの不景気風に、電気代節約として今年はイルミネーションはなしなのかと思っていたが、点灯されたことでクリスマス景気に少しは良い影響を及ぼせばいいのだが・・・。
それにしても、近頃は何処へ行っても経済的不安の声ばかりを耳にする。
日暮れの早さとも相まって、気分が滅入るのはわたしだけだろうか?
びっくり!! [ちょっと、一息 45]
びっくり!!
親戚の家へ行く途中の坂道には、午後三時を過ぎると何匹ものサルが出没するという。
このサルたちは、いわゆる地獄谷野猿公苑のサルとはまったく別の群れを構成しているサルたちなのだそうで、近所にある廃業した某ホテルの中に住みついて、既に世代交代までしているのだという。
午前中はホテル内から近くの山へ餌をとりに出かけているのだが、午後になると山から帰って来る途中のこの坂道付近に出没し、通行人の荷物などを狙うのだという。
そんなわけで、わたしも親戚の家を訪ねた時、帰り際にお土産を渡され、
「袋の中身が見えてしまうと、サルに襲われる危険があるので、中が見えない袋へ入れておくね」
と、言われた。
まあ、それも単に万が一の場合の用心のためだという程度の認識で、実際にはそんなこともないだろうと内心高をくくっていたのだが、帰路につきその坂道に差しかかった時である。
右手の崖の上の木々がザワザワと動いたように思った途端、いきなり目の前に茶色の毛むくじゃらの大きな動物が飛び降りて来た。
かなり立派な体格の大人のサルだった。
腰が抜けるかと思うほどに驚いた。
ちょうど前方から歩いて来ていた下校途中の小学生たちも、「わっ!!」と、声を出して仰天。
「サルだ!!」
思わず後ずさりした。
まさか、これほど間近で野生のサルに遭遇するとは、親戚の忠告が現実となった。
サルは、坂道を我が物顔で悠然と歩きまわる。無用な危険を犯してまでサルのそばを通ろうという勇気もないので、少し遠回りにはなるが、そこは躊躇なく他の道を帰ることにした。
今年は、山の木の実が少ないらしく、サルやクマが里へ下り、人々の生活に被害を与える事例が絶えない。
殊に、登下校中の子供たちに危害が及ばないことを祈るばかりである。
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