ママ友はママライバル [ちょっと、一息 13]


[カバン]ママ友はママライバル



    ママ友はママライバル----。

    これって、子供を持っている母親にとって永遠の命題のようですね。

    殊に同じ学年同士の子供を持つ母親にしてみれば、自分の子供と相手の子供をどうしても比べずにはいられないようです。

    それでも、同学年同士とはいっても、まだ男女の違いがあれば少しはその対抗意識も薄れるのかもしれませんが、同学年でしかも同性同士となれば、お互い黙っていても自然とそうした気持ちが母親同士の間で芽生えて来てしまうもののようです。

    最近、始まったお昼の連続ドラマでも、そんなママ友同士のライバル心のあり方を問題視したPTA物がありますよね。

    まあ、PTAなどでは子供の成績の良し悪しがそのまま親の評価につながるような奇妙な現象を生む場合も無きにしも非ずだそうですから、必然的に親同士間に派閥が出来てしまうのかもしれません。

    でも、思うんですけれど、特に小学生の間の成績なんて人間の出来不出来にさして影響を与えるものではないんじゃないかと・・・。

    わたしの経験からいえば、地方のド田舎の小学校出でも、大都会の有名私立小学校をお受験合格した人間でも、結局入学した大学は同じ----などということって良くある現実なんですよね。

    子供の成長にはそれぞれ個性があります。

    早くから知能が発達して勉強も運動もそれなりに器用にこなす子供もいれば、それこそ高校生になってから一気に目が覚めたように成績が伸び始める子供だっています。

    中学卒業までは勉強もスポーツも負け知らずだった子が、高校生になった途端、自分よりも成績が良いクラスメートに囲まれてしまい、これまで負けるということを知らなかったばかりにその打たれ弱さ故に挫折感を払しょくしきれず、ついには登校拒否になってしまうなどということだってあるのです。

    親である大人は、子供が小学生ぐらいの時は、自分の子供の成績や順位を伸ばすことを考えるよりも、その子にどんな才能や興味があるのかを見極めるといった程度の関わり方で良いのではないかと思うのです。

    わたしは、甥っ子の一人が小学生の時、身体が小さくスポーツの成績があがらないことを悩んでいたので、こんなアドバイスをしました。

    「サッカーの中村俊輔選手だって、高校生になるまでは背が低く身体が小さいためにサッカーのテクニックだけでは通用せず、チームメートにドリブルで追い抜かれたり当たり負けしていて悩んでいたけれど、身体が大きくなった頃から更に才能が開花した。子供はいつか必ず大人になるから、今は、じっくりと基本に取り組む時期で、強くなるのはもっと後でいいんだよ」

    その甥っ子も高校生の今では身長175センチになりました。

    たぶん、まだ伸びるでしょう。

    体力もつき、スポーツの成績も十分人並です。

    親御さんたちに言いたいことは、「とにかく焦らない」ということです。そして、自分の子供を他人の子供と無暗に比較しないということ。

    もしも、どうしても比較することがやめられず、悩んでしまう時は、こう思って下さい。

    「いいの、うちの子供は大器晩成型なんだから。勝負は、二十歳すぎてからよ!」

    と----。

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<今日のおまけ>


    今日もいいお天気。[晴れ]

    朝起きて、さて、顔を洗おうか・・・洗面所で歯ブラシを取った時、何か目の前にいつもとは違う風景が・・・。

    近眼の目でよくよく見ると、近くの電柱に上っていた電線点検のおじさんと窓ガラス越しに視線がぶつかった。

    ゲッ・・・!!

    慌てて窓のカーテンを閉め!!

    予想外の物が見えた時って、一瞬何が見えているのか判らないことってあるよね。



    で、昨夜の「超再現ドラマ」(タイトルうろ覚え)だけれど、最初の推理ドラマはすごく良く出来ていたよね~。

    真犯人は、主人公だったなんて、なかなかの落ちだった。

    でも、わたしには最初から犯人が判っていましたよ。

    工学部情報工学科の三枝講師の妻が冒頭に襲われた被害者女性だってことも読めていた。

    というのも、実は、この類の妄想ストーカーが主人公のドラマを、つい先日「世にも奇妙な物語」で観ていたんですよね。

    最後のシーン、妻(世にも---では恋人)が真犯人に襲われるところを夫(世にも---では彼氏役の向井理)が助けようとする展開も同じだった。

    それにしても、この手の妄想女性って恐ろしいなァ・・・。

    その後の高校生が主人公の推理ドラマは、累計300万部も売りあげている人気漫画?にしては謎解きがお粗末だったね。懐紙の説明も不十分だったし、遺書に戒名書く人がいるんでしょうかね?

    ダイヤのキングをダイイングメッセージにした意味も不発、シャワーを浴びたあとでもう一度背広を着直すという理屈もおかしいし、だいいち、まだ55歳の社長が自分が毎日服用している薬が睡眠導入剤と入れ替わっていることに気付かないなんてありえません!!

    これは、持病などとは無関係の人が書いたストーリーだということがバレバレですよ。    


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