デジサポ----? [ちょっと、一息 4]
デジサポ----?
この大震災で、地デジ対応テレビを買おうとする人たちの購買意欲が落ちているという。
特に、地デジの意味が良く理解できないお年寄りたちの反応は、「お金を使いたくない」という理由から、鈍くなっているそうだ。
「デジサポ」などといわれても、何の意味だか判らない。お年寄りは横文字自体に拒否反応があるのに、どうしてこんなネーミングにしたのか、以前から疑問だった。
しかも、あのテレビ画面の下を流れている小文字のテロップは、老人の目にはほとんど判読不能だ。
「地デジになれば、今のテレビよりもきれいに映るだけだ。ならば、自分はこれまでのテレビのままで良い」と、勘違いしているお年寄りは少なくない。
最終的には、「地デジ対応テレビを買って下さい」ではなく、無料で各家庭にテレビを設置するくらいの度量を見せないと、7月24日までにはとても間に合いそうにないと思うのだが・・・。
<今日のおまけ>
霧に棲む悪魔」----だんだん面白くなって来た。
30分枠じゃもったいないような気がするなァ・・・。
それにしても、もう西日本が梅雨入りしたそうだ。
平年よりも10日以上早い梅雨入りだそうだけれど、今年も暑くなりそうだとか・・・。
計画停電が熱中症患者を大勢出すことにでもなったら、東電は、どう責任をとるつもりなのだろうか?そして、原発を推進して来た自民党の責任は----?
尻ぬぐいをさせられる民主党もたまったものではない。
それにしても、東電側は原子炉への注水を現場判断で持続していたにもかかわらず、政府や原子力安全委員会には一時中止すると報告していたそうだ。
斑目委員長は、「わたしは、いったい何を聞いていたのでしょうか?教えて下さい」と、困惑していた。
つまり、今回の原発事故に関しては、誰一人そこで何が起きていたのかという真実を知らないということなのではないだろうか?
現場の人間たちでさえ、原子炉本体へ近付くことは出来なかったのだから、それぞれが勝手な憶測でてんでんバラバラに動き、都合の良い情報を発信していたに過ぎないのだと思う。