夢に猫・犬が出てきたら [夢の不思議]
夢に猫・犬が出てきたら
あなたは、『犬派』ですか?それとも『猫派』ですか?
わたしの子供の頃、家には「クマ」という名前のメスの黒猫がいました。
わたしが保育園から帰って来ると、どちらの道から来るのかを予め察知していて、必ずその道で待っていたものです。
それにしても、昔の子供は逞しいですよね。親がお迎えなどに来ることはありません。皆、子供たちだけで呼び合って通園、帰宅するのです。三、四歳の園児がですよ。
もっとすごい子供は、一人で電車に乗って隣の市の幼稚園まで通っていたものでした。まあ、犯罪なども少ない、いい時代だったのでしょう。
子供には子供の世界があって、大人は入り込めないものでした。その子供たちをいつも大人がわりに見守っていたのが「クマ」だった訳です。子供たちは乱暴ですから、尻尾を持って振り回したりもしましたが、クマは何の抵抗もしません。
しかし、そんな子供たちが小学生になった時、クマは姿を消し、やがて我が家の階段下でひっそりと死んでいるのが見つかりました。もう、自分は、お役御免になったのだと悟ったように----。
そんな訳で、わたしの夢には、時々黒猫が出てきます。
ただ、全く見ず知らずの猫が夢に現われる場合は、また違う暗示があるそうです。
そこで『猫』が夢に出てくるというのは、何を暗示しているのか、書いてみたいと思います。
そもそも『猫』がイメージするものは、嫉妬深さ、女性、意地悪などだといいます。
猫があなたの方に忍び寄って来る夢は、災難があなたに降りかかる前触れかもしれません。また、あなたが男性で恐ろしい顔の猫が現われる夢を見たら、心のどこかで女性に対する恐怖感を持っている証拠かもしれません。
そして、またあなたが男性で、気まぐれな猫に振り回されるような夢を見た時は、女性の我がままに困惑していることがあるようです。付き合っている女性の浮気なども疑った方がいいかもしれませんし、女友達の態度に幻滅させられる暗示かもしれません。
また、新たに猫を飼う夢を見た時は、心の隅に別の異性の存在が入り込んでいる場合もあります。既婚の男性は、愛人が出来る可能性もあり、注意した方がいいでしょう。
また、あなたが女性で、子猫を飼う夢を見たら、ときめくような恋の予感です。しかし、その恋は長くは続かないことを示してもいます。
しかし、もしあなたが実際に飼っている猫の夢を見た時は、その猫への感情が入っているので、こういう夢とは関係ないものと考えて下さい。
犬も、猫も、それなりに可愛いものですが、次は『犬』の夢について考えてみたいと思います。
わたし自身の夢に『犬』が出てくるということは、ほとんどありませんが、かつて犬を飼ったことのある人や現在飼っている人の夢には、案外出てくるもののようです。
『犬』のイメージは、誠実、忠誠心、友好、友情などを表しますが、一方、劣っているもの、無意味な行動、感情をむき出しにするなどの意味合いもあるそうです。
犬が、あなたに慣れている夢は、友人との関係がうまく行くことを示しているそうです。また、犬が庭などの地面を掘り返している夢は、意外な相手を親しくなれる予感だとか。
犬があなたを助けてくれる夢は、あなたをバックアップしてくれる人物が現われる暗示だそうです。
そして、中でも最も幸運に恵まれるという夢は、『白い犬』が出てくる夢だそうです。まあ、白蛇にしても、白虎にしても、『白い動物』は、幸運を運ぶ使者のようですね。
逆に、『黒』に関係する動物は、とかく邪悪な物のように思われがちですが、これは、魔よけの意味合いがあるようです。黒猫、黒豹、ヤタガラス(サッカー日本代表のシンボルマークにもなっている三本脚の烏)なども、そうした動物の例です。
しかし、クンクン周りをかぎまわる犬が出てきた時は、誹謗中傷される予感だそうで、犬にかまれる夢は、不利益をもたらすものが出現し、捨て犬や迷い犬は、悪い知らせの前触れだそうです。
鎖に繋がれて窮屈そうにしている犬の夢は、ストレスにさらされ自由が欲しいと思っている証拠で、犬がしゃべりかけてきたら、周囲の人との対立が暗示されるそうです。
犬と遊ぶ夢は、寂しさの裏返しで、先に書いた『黒い犬』が出てきた時は、身体の不調を教えているようですから、一度健康診断などを受けてみるのも良いようです。そして、自分が犬になっている夢は、軽はずみな言動は避けなさいという暗示だそうです。
一口に『猫』『犬』の夢といっても色々ありますね。